If歴史アナキスライヒ

第一次世界大戦でドイツ帝国?は崩壊したが、ドイツが戦争の経過の中で建国した国家は戦争終結後も残っている例が多い。

• ポーランド王国

ポーランド摂政王国は1916年11月5日にドイツとオーストリアによって提案され建国された。ドイツ革命以後、中央同盟国の主軸として東方戦争を戦った。

• ウクライナ人民共和国?

ウクライナ中央ラーダ政府?によるウクライナ人民共和国は1917年11月5日にウクライナ独立宣言?をしており、初めこそドイツの衛星国ではなかったものの、ベレスチャ条約?締結後ロシア赤軍に対抗するためにドイツに接近した。1918年の2月28日のブレスト＝リトフスク条約で独立が中央同盟国によって承認された。ドイツ革命後、ブレスト＝リトフスク条約を破棄したロシア赤軍によって東方戦争が勃発。戦後、ウクライナ・ソビエトにとってかわられることとなり、1925年にワルシャワに亡命政府が設立。

• バルト連合公国?

バルト連合公国はエストニア自治政府?の後継としてブレスト＝リトフスク条約で建国が承認された。公にはアドルフ・フリードリヒ?が選出された。ドイツ革命後、クールラント、リトアニアとの連合国家設立の主軸となって、後にバルト連合王国に継承される。

• クールラント・ゼムガレン公国?

ブレスト＝リトフスク条約後に独立が承認。中世クールラントとほぼ同じ領域に建国された。公にはヴィルヘルム二世自ら即位していたが、ヴィルヘルム二世がドイツ革命後にミッテルアフリカに逃亡したため、公は不在となった。リガ会議でバルト連合公国とリトアニア王国とバルト連合王国を形成した。

• リトアニア王国

タリーバは1918年2月16日にリトアニア独立宣言を行った。ドイツ帝国はヴィルヘルム二世の戴冠を要求したが、カトリックの多いリトアニアはこれを拒否、ウラッハ公ヴィルヘルム二世をミンダウガス二世として戴冠させた。ドイツ革命後、リガ会議でバルト連合公国、クールラントとともにバルト連合王国に統合された。

• フィンランド王国?

フィンランド政府は二月革命?発生後1917年12月6日にニコライ二世?のフィンランド大公位廃位と、フィンランド独立宣言をした。フィンランド内戦?後ドイツに急接近し、国王にヘッセン＝カッセル家?の家長でヴィルヘルム二世の義弟であるであるフリードリヒ・カール・フォン・ヘッセン＝カッセル?を選出した。首相にはペール・スヴィンヒュー?が着任した。ドイツ革命後、カウナス会議?で東方戦争に参戦。中央同盟国の一角を成した。オーランド諸島をめぐりスウェーデンと対立している。

• アルデンヌ公国?

アルデンヌ公国は1919年1月7日に発生したヴェルサイユ革命後の1月9日に建国された。表向きでは住民の保護が目的だが、紛りもなくドイツの傀儡であった。公はヘッセン大公?のエルンスト・ルートヴィヒ?が就いていた。その後はストラスブール協定?が結ばれて4月13日に廃止、フランス第四共和政に併合された。

• ブルゴーニュ公国?

ブルゴーニュ公国もヴェルサイユ革命後の1月8日に建国された。公にはバーデン大公?のフリードリヒ二世?が就いていた。同じくストラスブール協定で4月12日に廃止。